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わたしが肉食をやめた理由〈いのちと環境ライブラリー〉ジョン・ティルストン著 小川昭子訳 定価(本体1200円+税)



 地球温暖化をテーマにした米国元副大統領アル・ゴアの『不都合な真実』が、映画も本も話題を呼んでいます。しかも館内はほぼ満席だといいます。環境問題のドキュメンタリー映画がこれほど多くの観衆を集めているのは、やはり人びとの心の中に、はたして人類はこのままでよいのだろうか、方向転換すべきなんじゃないだろうか、という思いがあるからではないでしょうか。

 限りある資源といのちを消費するばかりの現代文明を持続可能なものに変え、この美しい惑星を次世代に受け渡していくにはどうすればよいのか……そんな問題意識から、このたび小社では環境問題と生命倫理を考える単行本シリーズ、「いのちと環境ライブラリー」を発足させました。本書、『わたしが肉食をやめた理由』はその第1弾となります。

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「ママ、これは牛さんのどこのお肉?」そんな質問をする8歳の息子は自然と肉を食べなくなり、続いて妻が、最後に夫である著者がベジタリアンになりました。著者は、けっして妻の圧力のせいではない、自分の意思でそうなったのだ、と言いますが……。

 しかし、ディナーパーティーの席で、微妙な敵対心と好奇心を向けてくる非ベジタリアンの人たちを前にして、著者は自分の選択をうまく説明できませんでした。あとでそのことを妻になじられた著者は一念発起、菜食主義を支持する議論が成り立つかどうか、肉を食べないことにメリットがあるか、危険はないのか、探求の旅に乗り出します。さて、どうなりますことやら。

 本書はけっして肉食を悪と決めつけて非難するものではありません。自らの感情と思考のプロセスを誠実にたどった結果、ベジタリアンになってしまった、ひとりの中年男の坦々としたエッセイ(ちょっと物悲しい結末もあり)です。

 21世紀の今、肉を食べることにどんな意味があるのかを考え直すきっかけと、本書がなってくれれば幸いです。


ケータイからも購入できます。


 興味がおありの方には、小社刊『私の牛がハンバーガーになるまで―牛肉と食文化をめぐる、ある真実の物語』(ローベンハイム著)もお薦めします。