header_line
logo
日本教文社公式twitterアカウント  facebookアカウント  目録ご請求
ホームお知らせ編集部からコンテンツ一覧リンク集書店様へ会社案内
新刊情報(日本教文社) > 新刊情報 > 胎児は知っている母親のこころ トマス・バーニー他著 日高陵好監訳 定価(本体2095円+税)

胎児は知っている母親のこころ トマス・バーニー他著 日高陵好監訳 定価(本体2095円+税)


 本書は、これから赤ちゃんを産まれるお母さん、また、お子さんが生まれたばかりのお母さんにぜひお読みいただきたい、0歳児から3歳児までのお子さんの心をハッピーに、強く、元気に育てるための、科学的なアドバイスです。

「トラウマ」(心的外傷)という言葉はもともと心理学の用語でしたが、いまやポピュラーな日常語になっています。これは過去における心の傷のことで、災害や人生の大事件、家庭や学校で受けたいじめや虐待などがその原因です。

 これらは子供があるていど大きくなってからの話ですが、じつは私たちの心が、すでにお母さんのお腹の中ににいるときからつくられているとしたら?  だとすると、赤ちゃんが胎児期〜出産〜乳幼児期をどう過ごしたかが、その後の心の成長そして人生に大きな影響を与えているかもしれません。

   本書の著者バーニー博士は、赤ちゃんが胎内にいる間から生まれた直後、そして2〜3歳までの環境が赤ちゃんのこころの成長にどんな影響を与えるのかを研究してきた「周産期心理学」の世界的権威。本書には、ベストセラーになった第1作『胎児は見ている』(祥伝社,82)以降の博士の20年来の研究成果が集大成されています。

 博士がこの本でたくさんの科学的証拠をあげて語っているのは、
妊娠中・出産時・出生後の赤ちゃんの脳(心)の発達に、お母さんの心の状態が驚くほど大きな影響を与えている」ということです。つまり赤ちゃんの心は、お母さんのこころを感じながら発達するということです。

 そこからわかってきたことは、

●幸せなお母さんの脳からはエンドルフィンなどの幸せホルモンがたくさん分泌され、それは成長中の胎児の脳の「回路づくり」によい影響を与える

●反対に、家庭内や仕事での慢性的ストレスをかかえているお母さんの脳からはストレスホルモンが分泌され、胎児の脳に悪影響を与える。それは子どもが大きくなってからの人格にも影響するということです。

   博士のアドバイスは本書の各章の「まとめ」と「育児のポイント」にたくさん紹介されていますが、そこからいくつかご紹介します。お子さんを幸せにするために役立つ知識がいっぱいです。

●0歳児教育よりも大切なのは、子どもを愛とやさしさで包んであげること。子どもが心から安心できる環境で成長できれば、子どもの脳の学習能力は自然に伸びていく。

●胎児のころから子どもに愛情をもって話しかけてあげよう。お腹の赤ちゃんには人間のすべての感覚・意識・記憶力・感情がすでにそなわっている。(その体験を後年「胎内記憶」として思い出すのです)

●お母さんの「しあわせ脳」とつながって誕生し、成長した赤ちゃんは、よく食べよく眠り、めったに泣かない。

●誕生は、温かく心地よい子宮からいきなり寒くて騒々しい外界への移行。病院での医療的処置の痛みは、小さな赤ちゃんには大人の何倍もの苦痛となる。バーストラウマ(誕生時のトラウマ)をなるべく作らないように、できるだけソフトでやさしい、自然なお産のスタイルを選ぼう

●お母さんが外で働くためには「0歳児保育」は便利かもしれないが、子どものしあわせな成長と人格形成のためには、心理学的に見て最低2年間はできるだけ子どもと一緒に過ごすことが望ましい。その体験は、子どもが大きくなって社会生活をしていくうえでの大切な基盤になる。

 赤ちゃんの「胎内記憶」の研究で有名な池川明先生(池川クリニック院長、『おなかの中から始める子育て』〔サンマーク出版〕著者)は、本書の内容に大きな共感を持たれ、まえがきをお寄せ下さり、ご講演などでご紹介して下さっています。
  池川クリニック>> http://www1.seaple.icc.ne.jp/aikegawa/
赤ちゃん自身から見た、妊娠・出産・育児のベストな姿って何だろう?――その答えが本書にはあるのではないでしょうか。


ケータイからも購入できます。


【著者・編者紹介】
トマス・バーニー Thomas R. Verny, M.D.―― 医学博士。胎内環境と出生直後の状況が赤ちゃんの人格形成に与える影響に関する世界的権威。世界的ベストセラーとなった『胎児は見ている――最新医学が証した神秘の胎内生活』(邦訳・祥伝社)の著者であり、「出生前・周産期心理学協会(Association for Pre- & Perinatal Psychology and Health, APPPAH)の創設者でもある。http://www.trvernymd.com/

【監訳者紹介】
日高陵好(ひだか・りょうこ)=宮崎県出身、コロンビア大学で看護学を学び、NY州立大学大学院で助産学修士取得。日米の看護師と助産師の資格をもつ。アメリカの病院(産科)と日本の助産院勤務。元国際医療福祉大学講師。現在は東京医科歯科大学大学院博士後期課程に在籍し研究活動をする傍ら、アメリカでは看護大学生の産科臨床の講師を務めている。訳書に『自然出産の智慧』(日本教文社)、『アーユルヴェーダとアロマテラピー』(フレグランスジャーナル社)、『アーユルヴェーダハンドブック』(日経BP社)がある。

【訳者紹介】
千代美樹(せんだい・みき)=青山学院大学理工学部経営工学科卒業。大手コンピュータメーカー勤務を経て翻訳業に。翻訳書に『デトックスマニュアル――「きれい」をからだの中からつくる法』(バベル・プレス)がある。翻訳協力書は『世界の怪物・神獣事典』『シンボル・コードの秘密』『ケンブリッジ世界宗教百科』(いずれも原書房)ほか多数。