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新刊情報(日本教文社) > 環境問題新刊情報 > 樹木たちはこう語る ドロシー・マクレーン著 山川紘矢・亜希子訳 定価(本体1143円+税)

樹木たちはこう語る ドロシー・マクレーン著 山川紘矢・亜希子訳 定価(本体1143円+税)

●森林破壊が急速に進む今、私たちは何をなすべきなのか?
樹木が呼びかける人類へのメッセージ!


自然と交信することができることで世界的に有名なドロシー・マクレーンが、さまざまな樹木から受け取った75のメッセージをまとめた貴重な一冊です。

本書を読むと、樹木たちは、知性を持ち、深い愛情を持って、私たちに語りかけていることがよくわかります。「自分勝手な考え方をやめ、すべては一つの命であること、あなた方もその一つの命の一部であることを知ってください。そして神の計画を知り、その中での自分たち人間の役割を知って、それに沿った生き方をしてください」と、いうのです。

自然と新しい関係を作り直すべきときに来ている現在、環境問題を違った視点で捉えられるユニークな一冊です。






【目次より】
はじめに
神、木について語る
風景の天使
ブナの木
木のディーバ
モンテリー杉
しゃくなげ

月桂樹
ポプラ
ノフォーク松
神からのメッセージ
あとがき
写真一覧など



【著者紹介】 ドロシー・マクレーン(Dorothy Maclean)
カナダ、オンタリオ州生まれ。西オンタリオ大学を卒業後、第二次世界大戦中、英国諜報部に勤務する。その後、イギリスに住んでいる間に、生命の本質の探求を続け、ついに内なる神との意識的交信をはじめた。1962年、ピーターとアイリーン・キャディ夫妻とともに、北スコットランドでフィンドホーン共同体 を設立した。そして、自然と交信することにより、有名なフィンドホーン・ガーデンの誕生に寄与した。 一九七三年、スコットランドを離れて、カリフォルニアに移り、そこでロリアン協会の設立に参加した。 その後、アメリカのワシントン州とカナダで活躍し、「地球とつながる―精霊の意志との同調」というワー クショップを行なっている。本書の他に自伝 『天使の歌が聞こえる』、メッセージ写真集『大地の天使たち』(日本教文社)、『愛の選択』『フィンドホーン・ガーデン』などがある。

【訳者紹介】 山川紘矢・亜希子(やまかわこうや・あきこ)
山川紘矢=1941年静岡県生まれ。65年、東大法学部を卒業し、大蔵省に入省。87年、退官。現在は翻訳に携わる。山川亜希子=1943年東京都生まれ。65年、東大経済学部を卒業。マッキンゼー・アンド・カンパニーなど外資系会社を経て、現在は翻訳に携わる。主な訳書にシャーリー・マクレーン『アウト・オン・ア・リム』、パウロ・コエーリョ『アルケミスト』(地湧社)、ジェームズ・レッドフィールド『聖なる予言』、ロンダ・バーン『ザ・シークレット』(角川書店)、ドロシー・マクレーンの著作、アイリーン・キャデ『心の扉を開く』『フィンドホーンの花』 『愛の波動を高めよう』『フィンドホーン 愛の言葉』 、デイビッド・シュパングラー『人はなぜ生まれたか』、ポール・ホーケン『フィンドホーンの魔法』(日本教文社)など多数があり、また共著に『アシジの丘』(日本教文社)などがある。ホームページ:http://www2.gol.com/users/angel/


四六判・並製・240ページ ISBN978-4-531-08167-7 C0010
定価(本体1143円+税)

ケータイからも購入できます。


木々のあいだを渡るそよ風のささやきに耳を傾けよう。……ポール・コールマン

 映画「ベンチャーワゴン」のなかでクリント・イーストウッドは、 「俺が木に語りかけても、相手は聞いちゃくれない」と歌った。この一節にこそ、私たちの世界が問題だらけである理由が明かされているのではないだろうか。人々にとって、話すのは簡単だが、耳を傾けるのはそれほど簡単なことではない。耳を傾けることはひとつの専門的技術であり、精神科医や外交官を見ればよくわかるように、職業にもなりうるものだ。しかし、私たちの大半はほとんど耳を傾けようとはしない。生活に追われて自分自身の心に耳を傾けることすらない有り様だ。時間を見つけて、立ち止まり、静かに考え、瞑想し、心に耳を傾けるなら、おそらく私たちは聞こえてくることにがく然としてしまうのではないだろうか。初めて聞いた心の奥底の声、人生には目に見える以上のものがあるんだよ、と語りかけてくる声によって、人生が劇的に変わってしまうことさえあるかもしれない。

 木々の声を聞き、彼らの意見に耳を傾けるのは、それほどおかしなことだろうか? 私はそうは思わない。それはドロシー・マクレーンも同じで、彼女は本書を通して、私たちにそなわる樹木とのコミュニケーション能力について巧みに説明し、私たちを自然の神秘へといざなう。休みをとって、森の中を歩こう。心をしずめ、気に入った場所を見つけて腰を下ろし、木々のあいだを渡るそよ風のささやきに耳を傾けよう。どのような知恵の声が聞こえてくるのかにわくわくしながら。

【プロフィール】 ポール・コールマン…アースウォーカー、環境活動家。イギリス生まれ。1990年アマゾンの森林保護を訴えるため、カナダから第一回地球環境サミットの開催地ブラジルまで徒歩で旅を敢行した。以来、39カ国、4万7000キロを歩き、支援者によって1130万本以上の木が植えられた。ホームページ=http://www.earthwalker.com/


カリフォルニアの古い森のようだ。……菊池木乃実

 この本を読んでいる間、夫が連れて行ってくれたカリフォルニアの古い森を思い出していました。そこへは、寝袋を持って、夜、眠るためだけに出かけたのです。日が暮れてから、月明かりを頼りに山を登ると、月の光に照らされた直径2メートルほどの空き地に出くわしました。そこは、4本の大きな樫の木に囲まれていて、ちょうど、私たちのために用意されたスイートルームのようでした。迷わず、マットを敷き、寝袋にもぐりこみ、月明かりを瞼に感じながら、木々たちに守られて、ぐっすりと眠りました。

 この本には、カリフォルニアの古い森で感じたような、木々たちの持っている忍耐強さと愛情とあたたかい眼差しがたくさん散りばめられています。私たちが豊かな人生を生きるためには森が必要であり、大きな木々が必要であり、木を切り続けていては、私たち自身の命がいずれ失われるのだということが、静かに語られています。いつまで森は忍耐強く私たちを待ってくれるでしょうか。その時間は、もうあまりないように思います。木々たちの語るメッセージにぜひ、耳を傾けてみてください。木々たちと共に生きることは、私たちの心を豊かにし、人生を豊かにしてくれるのだと、きっと、みなさんも気づくでしょう。

【プロフィール】菊池木乃実…作家・通訳者。2004年ポール・コールマン氏の講演会に参加。彼の活動に感銘を受けたことがきっかけで、翌年、彼の半生記(『木を植える男・ポールコールマン 4万2000キロ徒歩の旅』角川書店)を執筆し、その後結婚。以来、共に、中国、韓国など5000キロを歩いている。ホームページ=http://blogs.yahoo.co.jp/earthdaywalk/


『樹木たちはこう語る』を読んで……湯本 なぎさ

 この本で、多くのことを気づかせていただきました。
いつから、私たちは地球にとって必要な木の存在を考えずに、勝手な振る舞いをするようになったのでしょう・・・。人間勝手で愚かな経済的価値観を優先するあまり、私たちは、私たち本来の役割を思い出しもせず、私たちが住む地球、そして私たち自身でさえもバランスを崩してしまっていること。日本の神社や寺社には、御神木として巨木を祀ってきた文化があるのにも関らず、一方で、一種類の育ちの早い木だけを広大な土地に植林するという過ちを犯してしまったことなど。

 繰り返される樹木たちのメッセージは、過ちを犯している私たちに対し、責めるわけでも、怒りをぶつけるでもなく、淡々とそれでいて愛に満ちています。それは、初夏の光の中で樹木の青々とした葉が触れ合い、そこに流れるそよ風のように、私たちの心の中に静かに染み渡ってきます。

 樹木の愛に応えるためにも、私たちは樹木に意識を向け、私たち本来の役割を実践すべきときなのだと実感しました。この本は、ドロシーさんが60-70年代に受け取ったメッセージなのに、とても新鮮で、今まさに私たちが意識を転換するための指針やヒントが散りばめられていると思います。

 樹木たちは、動かずそれでいて、神の創造したとおりに永遠の命を完全な姿で表し、豊かで躍動しています。そのような世界が私たちのまわりには息づいていて、その同じ命が私たちにも流れている。私たちが内なる自分を見つめ、私たち本来の役割に気づきさえすれば、樹木たちと同じ世界を感じ、喜びをともにすることができる・・・そんな強いエールをいただいた気がします。